2023年11月12日の朝、ベトナム労働・傷病兵・社会省の本部で、そのリーダーとウェルグループ(WELL GROUP)が提案した会議が開催され、ベトナム国際人材株式会社(Vilaco)も同席しました。

会議では、三者が介護の人材育成の協力についてオープンな議論を行い、日本とベトナムの両国のニーズと利益に見合ったものとなりました。
会議にはNguyen Van Hoi – 労働・傷病兵・社会省副大臣、Luu Quang Tuan-国際協力局長、Phạm Thị Hải Hà‐社会保障局副局長、米田可奈子‐ウェル国際技能協力センター 監理責任者、Luu Thi Ngoc Tuy- ベトナム国際人材株式会社社長、従業員代表が参加しました。

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ウェルグループは、医療法人、社会福祉法人、特定非営利法人、数社の株式会社で形成され、医療、介護、健康への想いを共有するグループ会社として活動しております。電子カルテ、介護記録ソフトなどによって情報共有を行い、オンラインによる診療やカンファレンス、各種の生体測定デバイスなどのICTによる医療・介護連携を行っております。現在、ウェルグループは、従業員数が950人で、そのうち10%がベトナム人であり、32か所の老人ホームを運営しています。

べト国際人材株式会社は、16年前に設立され、技能実習生・特定技能・エンジニアなどの送り出し事業を行っております。ベトナム労働輸出市場で確固たる信頼を築いています。

Nguyen Van Hoi副大臣は、ウェルグループとVilacoの協力及び両社の目標である自立支援介護の人材育成の分野を高く評価しました。

会議では、Vilacoは2024年にWellGroupに300人の介護実習生を派遣し、さらに日本の他の企業に700人の介護実習生を派遣する目標を掲げました。WellGroupは、ベトナムで授業を受けている実習生に対して、自立支援介護の方法を教える授業を責任を持って開催していきます。

このコースの目的は、教育の品質を向上させ、労働者に安全で安心な学習環境を提供し、持続可能な未来を築くことです。
Nguyen Van Hoi副大臣は、両社の協力関係を高く評価し、今後の方針を指示しました。将来的には、北、中、南の3地域にある3つの病院が、3つの職業学校と協力して実地実習の場とし、同時に教育と宿泊の場として機能することになります。
Vilacoは2024年の計画を発表しました。1月には学校を視察し、効果的な計画を展開するためにセミナーを開催する予定です。
会議の最後に、双方は今後の協力に同意し、両者の専門機関が緊密に連携し、効果的な展開のために必要な情報を交換することで合意しました。